フィンランドの伝統装飾ヒンメリ。材料の藁がシンプルで温かい風合いが魅力です。
ヒンメリとは、藁でできたフィンランドの伝統的な装飾品です。幾何学的なデザインなので一見とてもスタイリッシュですが、材料の藁の風合いが素朴で温かいんですよね。今年のクリスマスに手作りしてみませんか?
1、ヒンメリって?材料の藁が温かい風合い
2、作り方 まずは、基本の正八面体から
3、ワークショップやキットで挑戦
<1、ヒンメリって? 材料の藁が温かい>
ヒンメリは、フィンランドの冬至のお祭り「ヨウル Joulu」の伝統的な装飾品。
その年に収穫された穀物の藁を使って作ります。
新しい藁には、穀物の精霊が宿っていて、幸せを引き寄せると言われているそうです。
来年の豊穣と家族の健康を祈って、天井から吊るします。
ヒンメリを、プラスティックのストローで作ることもあるようです。
でも、やはり藁で作ることに意味があるのだなと思います。
日本国内のヒンメリ作家さんの中には、
ヒンメリ用にと、ライ麦を栽培されている方もいらっしゃると聞きました。
藁の素朴な風合いが、温かくやさしい雰囲気になるのですね。
ヒンメリについて詳しくはこちらもどうぞ ↓
<2、作り方 まずは、基本の正八面体から>
それでは、作ってみましょう!
ヒンメリの基本は、正八面体が組み合わされたものです。
この基本の形が、大きくなったり小さくなったり、
二重三重に複雑に組み合わさったりして、デザインされています。
正八面体ひとつだけでも、すてきなオーナメントになります〜!
手順
1、藁を水に浸します。(カットする際に、割けるのを防ぐ)
2、藁を5cmの長さに12本カットします。
3、糸を通して、三角形にして結びます。
4、三角形を5つ作って、立体的に起こします。
とても詳しく解説されているサイトを見つけました。
私の拙い説明よりもわかりやすい!
こちらをご参考にしてみてください。
<3、ワークショップやキットで挑戦>
ヒンメリを作ってみたいけれど、私は不器用だし・・・と思っていたところ、
偶然入った北欧雑貨を扱うすてきな雑貨屋さんで、
cotoryさん
ヒンメリ作りのワークショップがあると聞き、
すぐに参加を決めました。
やはり実際に作り方を教えていただくことができれば、
そのほうが断然わかりやすいですよね。
私は、ワークショップで丁寧に教わって、
1時間ほどで完成させることができました。
初心者用のスターターキットというのもあります。
必要な材料と、説明のペーパーが入っています。
基本の形を作るのでしたら、
このキットでトライしてみてはいかがでしょうか。
ヒンメリの作品のサイトを見ていると、
あまりの美しさにため息が出ます。
シンプルな材料を、繊細に瀟洒に作りこまれていて、
芸術性が高いなと思います。
いつか、本場ですてきなヒンメリを見てみたいなぁと思っています。
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